詩人:スピカ
雪ばかり降っていた冬。いつまでも降りやまないまま地面では踏み固められた雪が茶色に染められていった。降れど降れど、地面は茶色のまま。汚してしまった色は塗りつぶせないから。解けて消えるその時まで。僕の心みたいに。