詩人:沁漉
すぐに無くなるさ。最初から分かっていた。 今僕の悲しみと怒りが溢れだす。 もぅすべてに疲れました。僕を見て笑って通りすぎるおまえ達。何か思う事ないですか?懐かしむ事って弱い行為ですか?死にたいのに死ねない惨めな僕を笑って下さい。 人は醜い生き物…。笑ってただ見てるだけの不様な信仰信者さ…。何よりも自分が大好きな自己満足してる奴なんか死ねばいい。 この世はもぅ終わりに近づいている。 まだそれに気付かないの?笑っちゃうね。 大切な人、一人も救えないのに何が「大好きだよ」だ。消えろ。すべて灰になり全て消えろ。 今生きているこの世界。暗やみの世界。色もなにもない景色さ。今もぅ粉々になった。こんな僕…。こんな僕もこれでも人間です。この世界が色のない景色。淋しいです。このままどこか消え去ってしまいたい。どこかで何かを信じたい。僕だって醜い人間になりたかったさ。無くしてしまった色はもぅ二度と戻らない。これから先もぅこの世界に色は付かないだろう…。