詩人:弓月 あお
子供のとき風邪をひいたら
いつも作ってくれた
母のぬくもりのこもった
甘いホットミルク
甘さが強かったのは
甘いもの好きな私の事を
考えてくれてたんだよね?
そっと差し出されたカップの
ほのかなあたたかさが好きだった
ホットミルクは母の優しさ
私の大好きな味
ねぇ、お母さん
知ってる?
お母さんの手は心は
いつでもあのホットミルクよりも
全然あったかくて優しかったよ
いつも心配ばっかりかけてごめんね
本当は感謝してるんだよ
恥ずかしくて言えなかったけど
本当に感謝してるんだよ
寂しくなったり
悲しくなった時は
いつも思い出すよ
母の作るホットミルクと
母のぬくもり
心がほっとするのはきっと
ミルクだけのせいじゃないから
ありがとね
私は元気でやっています