詩人:夢物語
私の方には一枚もない
貴方の写真
この携帯の中さえも一枚もない写真
一緒に写ってあってもおかしくないあっても
いい写真
でも貴方は持っているでしょう
その持っている携帯の中にちゃんと隣に私が恥ずかしそうに
そして貴方が私引き寄せる様に肩に手をまわして
貴方だけズルいよ
私の方には一枚もない写真
でもずっと忘れないない貴方の顔、声、仕草
ずっと変わらない
貴方を愛してる気持ちは
一枚も写真はないけど
貴方の事は
離れてしまったけど
忘れない
貴方の事を忘れない無いようにするのが
私にとって
大事な一枚
決して無くさない様
落とさない様
心のなかで永遠に持っている
だからしんぱいしないでいいよ
貴方の事は忘れない
貴方の方は
私の事忘れてしまうかも知れないけど
貴方の持っているその携帯から削除をすれば
簡単に消せる事だから
選ぶのは貴方だし
何も言えないけど
一言
消さないで下さい
私の方は
時が過ぎて行っても
季節が変わっても
無くさない
一枚だから