詩人:夢中人
自分の弱さが痛くて辛くて これまで生きてきた過程が悪いとしたなら僕は 何年もの時を無駄にしてきた 腕にできた傷も何十ヶ所だろう 自分を制御するために血に塗れていく腕は 悲しみを紛らわす真っ赤な太陽 風か吹くたびに太陽はじりじりと焼き尽くす 辛いときは僕の太陽が顔を出して心の清算をしてくれる 自覚は無いが僕はわがままらしいから きっと気付けば太陽がまた無表情な顔を出すだろう 僕の弱さに真っ赤な太陽は必要だから