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詩人:チェシャ猫
キミとあの時すれ違っていなかったら
もしも鞄の中身をバラまいていなかったら
きっと今ボク達の手は重なっていないだろう
きっとキミを「さん」付けで呼んでいただろう
もしかしたら偶然だったのかも・・・
恋の神様のちょっとしたイタズラだったのかも・・・
だけどボク達はココにいる
手を重ねている
微笑み合っている・・・
きっと偶然なんて言葉じゃ説明つかないくらい
あの時あの瞬間の出会いは不思議で・・・
今更だけど神様に感謝してみる
そうきっと、偶然って言葉だって
時を越えれば運命に変わって
奇跡って言葉だって
ボク達二人なら必然に変えられる
手が触れたなら抱きしめよう
目と目が合ったら口づけよう
いつか
あの出会いは運命だったと言えるように・・・