詩人:OBO
人の一生を季節に例えたとき春にあたる時期を「青春」と呼ぶそうだ青春からはじまった一生はいずれ冬を迎えるこの瞼を閉じる最期の瞬間は例えるなら冬だろう悲しい 切ないいいや そんなことはないぬくもりに一番触れる数が多いしあわせな季節しあわせの数はきっと どんどん増えてゆく春の笑い話と夏の自慢話を秋は人に聞かせ冬は自分自身に聞かせてさ最期は笑って 自慢げに