詩人:チューリップの花束
世の中の実際の夫婦を見てみろよ?
夫をペットと思えばいいかな、くらいで我慢している妻もいるらしい
根幹で尊敬しあえる部分があれば、時に頭にくることがあってもいいけれど
本物の尊敬とは理解した上で初めて生じる念だろ?
没交渉じゃあ理解も何も始まらない
ペット語がわからなくても感情はわかるけど
かわいいということは見て判るけど
非常に深い相互理解には至らない
喩えるならそんなようなところだ
本当に犬を愛すれば犬語もわかるようになって互いの気持ちも読み取れる
それなのに、そんな観察や努力もなしに
無関心の同居人みたいな夫婦は多いと思う
それでも家族だから好きではあるんだろうね
それはそれで素晴らしいこと
むしろ気楽でいいことなのか
ちょっと寂しいなあって思う瞬間もあるけど
楽だからそれでいいのか
互いに全てを何もかも知ることは出来ないし
現実の夫婦ってそんなものなのだろう