詩人:甘味亭 真朱麻呂
君と一緒の同じ時の中で同じ歩みの速さで同じ時を刻みながら生きる 今も生きてる 同じ場所で
同じ人として 互いを想う気持ちも同じくらいに思い合う
暗い夜も 少しくらいさびしいだけでその雰囲気にのみこまれそうになる カンタンに涙流れる
月の光 僕ら照らしてる あとどのくらいこんな風に笑えるのかなと生い先はまだ長いというのにあっという間の時の流れの速さを知ってしまっているから
その時の速さがそう思わせるのかな まだ若すぎる僕らに
これからの僕らに不安を仰ぎ 時々眠りを妨(さまた)げられる 偉そうかい? そうじゃないだろ?
今は目いっぱい悩むがいいさ 迷えばいいさ
自分がなにものなのか
未来の姿を想いながらまだやり直せる
まだ道はたくさんあるのさ 可能性さえ無駄にする日々がとてももどかしいんだよと周りは口をそろえて口々につぶやく
大きなお世話さ
未来を生きてくのは僕だ 関係ないのさ
これは僕の問題なのさと 心を閉ざした
瞼を閉じ 心も閉じ
信じられるものはもう君以外居なくなった さあ照らしてよ
消えそうな情熱の炎をもう一度 この胸にともしてほしい
おなじがいいよ
なにもかもすべて
固まっていよう
似たもの同士でさ
道の端を歩こう
未来が見えてくるまで
精いっぱい現実に刃向かうくらいの哲学と世界を持ってさ
歩いてく道はまだ遠く続く その道の途中おぼえた言葉と自分なりにみいだした生き方で進むんだ
今
おなじでいいね
独りは寂しいから
くっついてよう
寒い冬も暑い夏も
同じ時の中で ああ
これからも ずっと
こんなにやさしい君をバカにする奴は
僕が黙っちゃいない
こんなに温かい君を愚弄する奴には
僕が殴ってやるのさ
君をバカにしたり
愚弄したりするなど許されることじゃない