詩人:どるとる
もしも誰かにこの思いが伝わるなら
僕はきっと今までずっと黙ってた気持ちを全て伝えたいよ
失敗ばかりしてる僕だけど
完璧じゃないから
でこぼこしてるから
君に優しくできるんだ
三角お屋根にシャボン玉が飛ぶ夕暮れ
どこからか子供の声
夕暮れの帰り道は
つなぐ手もなければ
さみしい ポケットに入れた冷えた手が
かすかにふるえる
記憶という雪に
埋もれた白い思い出
誰かの意見なんて
無意味さ
全ては僕の気持ちひとつでどうにでもなる
夕暮れの帰り道
思わず寄り道したくなるけど まっすぐ家に帰ろう これといってやることもないけど
君が待っていてくれるなら
いつもの自転車でわが家に乗り付けよう。