詩人:孤 花
すっと透き通る想いの造る結晶はきっとその華は今年は咲かないの傷つきすぎて気が遠くなるまで泣いて流れ落ちない一日あの頃ふわふわと軽い私がいた今年はもうどれほど寒くとも奇跡の織りなしは決して蘇らない季節が巡ってももう咲かないの寂しげに誰かが去っていった