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詩人:甘味亭 真朱麻呂
気持ちあふれそうなほど泣いちゃうの
笑ってしまうの
そのときのほほえみだけを切り取っていつまでも心に残したい
しまっておきたい
あなたが生まれた事の記念として
アルバムに閉じるわ
思い出をいつか懐かしくあなたと振り返りながら見れるようにね
その時が楽しみね
おばあちゃんになってもお母さんって呼んでくれたらいいな
その時を待ちわびながら
その時はまだ遠いことだけれど
いつしか時が流れていけばその先にある
いつまでも遠いとは言ってられないけど
近づいてくのも心持ちうれしかったりして
世界にひとつ 世界にひとりのあなたへ
この詩を贈ろう
世界にひとつ 世界にひとりのあなたに
この詩をうたおう
あなたとこの詩をうたいたいな
流れし時がふたりをわかつまで
終わりの日が私の中に満ちるまで
私の肺を膨らますため息さえも止まるまで
息をしなくなるまで
私はあなたの側でずっとお母さんとして
何があっても
お母さんとして怒りもするし抱きしめたりもするのでしょう
目いっぱいのやさしさといとおしさで誰よりも大切なかけがえのないあなたを包み込むのでしょう
苦しいって言われてしまうほど抱きしめたいわ
幸せなこの時よいつまでも
終わるときもお母さんであれてよかった
そして私が消え去ってもあなたが僕のお母さんでよかったと思われるお母さんであれればいいな
それが今はいちばんのあなたと私のふたりで築く理想かな
先のことまでなんだか考えてしまった
ついついお父さんも疲れて腕枕して寝てるわね
なぜかいろんな事考えてしまった
未来のことまでも
想像だけ考えればきりもなくあふれて
その一つ一つに嬉しさあまって笑顔がこぼれた
そんな日だったのを
今も思い出す
今少し思い出してたの あなたの写真眺めながら少し潤んでかすんだ視界をぬぐい取り