詩人:甘味亭 真朱麻呂
時代の流れに逆らうように
温かな愛から遠のくかのように
季節は僕を裏切って孤独な旅へ駆り立てる
背負った荷物の中には役に立つものはなにもなく
唯一在るのはいつになっても変わらない孤独という一文字だけ
見上げた空に瞬くオリオンの輝き
昔の傷が痛むのかい?
僕は自分に問いかける
わかるだろ?
空が泣いてるんだ
そっとしといてやれよ
少しでも他人の痛みがわかっているのなら
そっとしといてやれよ
僕ももうすぐ空に昇るんだから
今日はもう寝よう
星がなくたって眠れるよ
もう子供じゃないもんね
バイバーイバラード。