詩人:ぽち
左腕の無数の傷。自分で傷つけてた。愛する人はそれを見て涙した。『やめろ』なんて言わなかった。だけどあたしの左腕に傷が作れる度あなたは『ごめんな』って寂しそうに呟く。あなたのせいじゃないのに。あたしの左腕の傷が増える度あなたの心を傷つけてしまう。愛する人を傷つけてしまう…