詩人:めろでぃ
ひさしぶりに
2人でお酒を酌み交わす
顔を赤らめ
いつも以上に
目尻の下がる君が
狂おしいほど愛しい
ボクの肩に
寄りかかった君が言う
「大好きだよ」
いつも言わない言葉に
思わず人目もはばからず
抱き締めた
勢いで行ったカラオケ
酔っ払って
ぐだぐだな歌
だけど突然
完璧に歌った歌があった
体中が熱くなって
メイクでキメた
ボクの顔は
パンダになった
これから始まる
ボクらの恋の試練
10ヶ月間の離れ離れ
君の歌った詩は
あまりにもボクの恋に
似すぎていた
夢を追いかけるために
君を残して
旅立つボクへ
“笑顔で見送る”
“また逢えるよ”
君の歌った詩は
君なりのボクへの
“愛してる”だった