詩人:快感じゃがー
さみしがりなくせに
ほんとは
臆病者のくせに
人と歩調も合わせられない
でもね!
見捨てないでほしいの
放任主義なカレの愛情
いつもあたしを
蕩かせてばかりの。
自己満足とも
いえる
ふたりの実情
くるしくて痛くて
なぜか、たまらない
スパイスが
ちょっと
足りない感じ...
でもね。
放っておいてほしいの
かまわないで
行って
先を急いで
でもね、
忘れないでほしいよ
あのね
きみを「XXX」だから
いつもあたしは
感情に流されて
心の渦に溺れて
気持ち
おなかいっぱい
ほんとは
自分のことしか
興味ない!
他のことなんて
ほんとは
どうでもいいのよ
けど。なんか
きみだけはちがう
きみはちがうよ
きみだけは
たぶん...
「とくべつ」
もう迷子に
なりたくないんだ
シャボン玉が
弾ける前に
きみに
ちゃんと
聞きたいことがあるの
そこで
足音だけ
響かせていてよ
会いたくなったら
またすぐに
追いつけるよ