詩人:安曇
小さい花草黄色い空に染められて揺れた花草私の心にシンクロしたいつか来るから、とあなたの影を抱き締めながらあなたが来るのをずっと待ってたいつかなんてこないこと私は知ってたけれど待ってる間はあなただけ私の心はあなただけずるいねあなたの影を手放せず痛みをずっと握ってた滲んだ背中がボヤケテ映る頭のなかの映画館ゆっくりあなたは消えていく濡れた花草夜の色に溶け込んで枯れた花草私の背中を押した