詩人:甘味亭 真朱麻呂
時として人は傲慢で
天性として仕方なく
誰も持っている腹黒さ
欲張りな気持ちが何よりも先にでる
今日からそんな自分にさよならしたい
小さな勇気さえも今は貴重なんだろう
真っ暗闇のこの世の中にはびこる影
言葉もなく去っていく時の流れ
肌寒い冬の道を歩いていくそれだけで
見えない答もでてくるそんな気がする
ただでさえこれほどまでに孤独な黄昏がさみしくさせる
ひとりぼっちのあなたならば尚更
さみしいというのであれば世界は輝きを増すのだろうか
今少しなんだかんだ言いながらも流れゆく時の合間に真剣な顔をして考えてた
めずらしく考えてた
雨が降ってきそうなそんな夜に。