詩人:栢徠
空高く、飛ぼうとした優しい世界がそこにあるような気がしてそこは苦しみなんて無い世界誰かが言った『約束の地』所詮は夢風の音を聞きながらふと思うもう、空を翔ぶための翼は無くしてしまったそれを寂しいと感じなくなったのはいつからだろうそれを悲しいと感じなくなったのはいつからだろう風の音しか聞こえない視界に広がる空を見つめて、遠い記憶の糸を辿るもう、思い出せないや