詩人:快感じゃがー
週末の交差点
ふわ・りっ
君の馨りとすれ違い。。。
おいおい、どうした
立ち眩みそうだ
でも嘘じゃない
確かさ
ほんとうに
アレは君の香り
ただ、まぶたを
閉じてみるだけの
弱虫な。臆病者の夜
夢のなかで
不意に目が合えば
突然、怖くもなったよ
「幸せは
手にした瞬間から
追われるもの」
何も知らないで
いたかった
君がそう言った
とてもかなしかった
何も知らないで
いたかった
僕はそう言った
とても。くるしかった
黒い夜、赤い朝
もうすぐ下弦の月
そっと橙を灯して
泣きそうに堪えた
いま、恋しいと想える
誰かがいるなら
それだけで、素敵
なはず、なのに。。。
帰ってゆける場所
領域はここ?
でももう
君の心には
僕はとっくにいないんだろ?
消去法、教えてくれよ
不器用すぎて。
愛するのも
償うのも
うまくできないんだ。。。