詩人:壬治
忘れたくて忘れたわけじゃなくて
傷つけたくて傷つけたわけじゃなくて
不甲斐ない自分が大嫌い
いつも運命を呪ってた
過去なんてぜんぶ捨てたくて
未来なんかちっとも見たくなくて
それでも生かされてる今だから
わたしにしか出せない
答えを探したい、とも思ったり
ほんとは怖がりで臆病で
ひとりじゃなんにも出来ないけど
うっとうしいくらい過去も未来も
いつだってかならず
背中あわせにそこにあるから
知らんふりじゃもうごまかせない
気づくべきものに気づくとき
蓋をしてるだけじゃいつか溢れだす
ここから険しい道が待ってる。。
なんだか憂鬱
それでも時計は止められない
青い気持ちが湧き上がる
自暴自棄の一歩手前の興奮