詩人:KiraAya
私が病んではいないなんて
誰が言えるの
私が病んでいたとしたって
何だって言うの
つまらない自覚も
情けない診断も
頼りない薬も
意味がない 意味がない
名前をつけたところで
私は独りのままだし
そんなもので私を救えない
救う必要なんてどこにもない
眠れない夜も
くだらない夜も
止まらない夜も
いつもと同じ いつもと同じ
病んでるんだねって
微笑んでくれたって
何も変わらないじゃない
誰も救えないじゃない
つまらない理解も
情けない共有も
頼りない受容も
意味がない 意味がない
これは核の問題なの
信じなければならないの
ここから出られやしないなら
ここにいることが大事なの
私は死ぬまで死ねやしないわ
私は死ぬまで死ねやしないわ