詩人:あかつき
ガキの頃夢見ていた景色とだいぶ違うなぁ
イメージはまったくあてになったもんじゃねぇ
憧れた星たちの光も最近なんか鈍いなぁ
夜空が必要以上に黒ずんで見えらぁ
ガキの頃探していた景色とだいぶ違うなぁ
どこでどう間違ったか今さら分かんねぇ
ポケットにしまっていた地図でも見てみようかなぁ
何もかも黄ばんでさっぱり分かんねぇ
ガキの頃信じていた景色とだいぶ違うなぁ
でもこの世界も捨てたもんじゃねぇ
走れ、走れ、あの丘まで
始まりの鐘を響かせて
余計な物は全部捨てて
真新しい想いを抱いて
走れ、走れ、あの丘まで
今は何も見えなくても
その小さな手だけを握って
色鮮やかな未来を目指して