詩人：甘味亭 真朱麻呂

私が今
生きてる 日々 毎日 人生のその全ては
モノクロームサスペンス
映画のように回りだしいつか止まる
嘘みたいな限りあるストーリー なのさ
完結のない決まった形のない運命を裏切ったストーリーだといいな
モノクロームサスペンス
続いていけ 明日も
黙ってないで何か文句のひとつでもいえてしまえるくらいに
世界を恨め 憎め
もっともっともっとこれじゃ足りないくらいに生まれたことを俺を生み出し死ぬことさえもできなくなった僕を
アーア恨め 憎め
全てを恨め 憎め
モノクロームサスペンスが流れていくのと同じ音程で刻みつけろ 混沌のメロディ
恨んでると言いながらもあれだけ騒ぎ自分に誓ったのにも関わらず幸せそうにゲラゲラクスクスいつも笑いまくる無責任な身勝手な僕の目を覚まさせろ
闇の誓いを今
果たすとき
果たすとき
果たすとき
あの日の誓いを思い出せ 思い出すんだ
自分よ 僕よ
誓ったはずじゃなかったのかと戒めるように 唄えよ 今を
そのために走る
駆ける 上る
死に物狂いで 今
腕を振るい 腰を振るい世を渡る 風にもなったんだから
そのために風になったんだから 行け
誓いを胸に
闇の誓いを
果たすとき
果たすとき
果たすとき
今 始められそうか？
モノクロームサスペンス
僕ともう１人の僕との混沌の誓い 闇の契り 邪悪なる契約
凶々しいつむじ風
今 吹いていく
君の心へ
世界へ
僕の心へ 吹いていく
明日へと 未来へと
ぶゅーっと吹いていく
握りしめた邪悪を種に花を咲かせる狂気の花を 狂喜の花を
いつか やがて いずれ…なんて言いながら堕ちてく白い天使
堕天使になる黒く染まる
モノクロームサスペンスが今始まる
１から踏み出す真っ白く横一線に引かれたスタートラインから始まるのさ 今
大地がふるえ 海は鳴いてる 空は青く続く物語。