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詩人:甘味亭 真朱麻呂
何もかもを複雑にする答が見えるまで
終わりがやがて訪れるまで 終わりを迎えるまで旅は終わらない 進めよ 僕よ
絶え間のない日常をかける馬になれ
進む 進む 進むよ
歩く 歩く 歩くよ
変わらない安らぎを求め
生きながらえるために水を飲むよ 飯を食うよ
ただそれだけさ
バイバイ………
バイバイ………
世界よ やがていつか終わりを迎えるまで口が利けるかどうかわかんないから
今のうち 早いうちに終わりを別れを告げとくよ そのときに告げなくてもいいように面倒くさいからな
だからバイバイ………
だからバイバイ………
なくしたすべてにバイバイ………
僕の中にある書ききれなかったすべてにもバイバイ………
出逢ったすべてにもバイバイ………
今は遠い今も遠い彼方に沈む夕焼けに手を振るバイバイ。