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詩人:鰐句 蘭丸
ほしいものとてにいれられるもの
ほしいものはいつでも 胸の中にあって 願わなきゃ 願うだけじゃ 手にいれられないことも知ってる
手にいれられたものは時の経過でカタチもキモチも変わってしまう
人間のカタチやキモチと同じで 維持できない
希望と結果をいつも照らし合わせて
渇望 飽和 バランスの悪い天秤の上を行ったり来たり
そんな繰り返しを生き物の習慣と諦めにしてしまうのが嫌で 手の届かないもの 手に余るもの 器に入らないもの 夢に選択する
誰も認めなくても 自分はここに存在した
孤独な肯定を虚空の壁を相手に catch-ball
catch-ball