詩人:どるとる
なぜなんだろう
君はあたりまえのように僕を選んで僕を照らしてくれた
今も変わらない温かさでこの僕を照らしてくれてるねその光で
僕はずっと君に言いたかったんだ
嘘偽りない素直なままの気持ちを
ありがとう
ありがとう
君という太陽がいなかったなら僕は今頃暗闇の中で息絶えていたよ
君が照らす世界だから毎日毎日笑って歩けるんだ
夜空に静かに浮かぶ
月みたいな恥ずかしがり屋の僕を君が照らしてくれたことで僕の夜にも時間ができて物語が続いてるよ
好きなように動ける
君のほほにキスできる
太陽と月が入り交じる時
ひそかな闇に世界が閉ざされる瞬間に僕らはキスをするんだ
けっしてしてはいけないことだけど僕ら愛し合ってしまったから
まるでそんな物語
感じさせるような
遠距離どうしの恋
背中あわせの恋
いつか正面向いて
恋できるように
今はただ願うだけ
だけれど いつの日か
僕ら 太陽と月はひとつに夜も朝も重なっていたいね
なんてこと考える朝や夜には君も見てるかな
あの月やあの太陽を
僕らに重ねて
会える日を待ってるのかな
本当は無理矢理にでも縛られた生活を抜け出して会いにゆきたいけどそれを反することはなぜかお互いの大切ななにかを壊してしまったり夢を奪ってしまうことにつながる気がしてできなかった
だからいつか
ムネを張って
僕ら恋人として
みんなに威張れるようになったら
会おうと誓ったのさ
だからさびしくないといったら嘘になるけど待ってるのから
僕は
君も同じだろう
明日も会えない
来年も会えない
十年後はどうだろう
会える宛てなど無いに等しいけれどいつかいつかは会える
ずっとずっと信じてる
それまでは
僕らただの太陽と月
夜と朝とで違う世界に輝いていよう
いつか同じ世界で
ひとつになれるまで。