詩人:雨蛙
街の灯は落ちて闇夜が世界を包む僅かに残る灯りも白く濃い霧が光りを喰らう闇夜はより濃く深く全てを飲みこむ様にそこにある震える様に恐る恐る窓外に瞳を向けうねる闇のむこう朝日が昇るその時をただ待ちわびている