詩人:どるとる
いくつもついてきた 嘘や言い訳の数ほど
僕が歩いてきた道には涙がいくつもこぼれてる
振り返ればほらね
今日も夕陽が
ちょうど沈む
夕闇がせまる
夜にのみこまれた街に明かりがともり
夜空を流れる星が尾を引いて 瞳の中で流れてゆく
願い事はとくになにもないけど
生きていく意味や
生きている理由を
誰かのせいとか適当な言葉で片づけたくはないから
流れ星が流れるように多分僕がここにいることはたとえ解き明かされても無い頭じゃわからない
だから自分が思った理由でいいじゃないか
流れ星のように
流れるから流れ
またたくからまたたく
だから僕も生きるから生きる
ここにいたい。
生きていたい。
そう思うから
僕は流れる星になる。