詩人:野上 道弥
帰り道で君に似た人が通りかかる度に
思わず声をかけてしまいそうになる
青いバラが開発されたと聞いただけで
思わず君に送りたいと思ってしまう
君への造りかけのオリジナルのカクテルを完成させようと
思わずリキュールを買ってしまう
新しい料理を君に食べさせたいと
思わず冷蔵庫に入れてとって置く
君に会いたいと
思わず叫びたくなる
会えない時間
会えない日々
いつまで我慢すればいいんだろう
君のための帰り道
君のための青いバラ
君のためのロイヤルウェディング
君のための手料理
君の名前