詩人:どるとる
今日も地上の世界に新しい夜が来る
やがて朝が迎えに来るまで
朝は夜のために
夜は朝のために
時間は進んで
戻ることはない
とてもありふれた日常の中で
何をなしとげ
何を得、失うんだろう
今日は僕にとってどんな力になるだろう
考えも及ばない遠い未来で僕はなにしてるだろう
誰かが言った
おはようの声が
サヨナラに変わるまで僕らはずっと笑っていられれば幸せだね
悲しみも喜びも
切なさも愛しさも
ずるがしこさも
何もかも全部
抱きしめて
受け止めて
僕はここにいて
そして
明日もここにいる
夢見る気持ちを
落とさぬように
守りつづける
夢見る気持ちが
輝くように
祈りつづける
太陽が昇り
やがて
月に照らされる
この世界で
朝は太陽の支配下
夜は月の支配下
僕は自由の子
何を夢見るも
何もかも僕の自由さ
さあ 歩いてゆこう
心 おもむくほうへ
夜の闇が晴れたら
心のペダル 踏み出して 小さな旅に出ようよ。