詩人:甘味亭 真朱麻呂
にじんだ空が白く溶けて消えた
答は幻のように空に溶けていく
そして僕に何かを伝えるのだろう
このまま歩き続けるこの先にあるもの今までの全てが夢でも幻でもないという確証はどこにもない
けれど夕暮れの夕方に誓った思いは消えない
たとえこの人生の全てが夢だろうが幻だろうが生きていく歓び抱きしめてほほえみは消えない生きていたという証はここにずっとずっと消えずにそれでも残るから いつまでも
僕がいなくても
信じている限り
信じ続ける限り
この僕が生きていくこの大切にすべき日々のすべて日々たちを 信じるよそれなら僕は ずっとあの沈む夕陽に誓ってでもこんなもんでいいかとあきらめたあの日を取り返すために
また遠い旅に出る。