詩人:シゲヲ
新しい学校に入学して、いいことなんか一度もなくて。友達と僕との間には見えない壁があったんだ。わからなくていいことや、見えなきゃいいものが理解できて……クラスのみんなから相手にされなくなって……とても辛かった。そんなときある人が、僕にこう教えてくれた。『おまえは一歩先に行っているんだ』『だからおまえはバカと言われる』僕の瞳から涙がこぼれ落ちた。その人は照れながら、夕日の陰に消えていく。言葉を……ありがとう。