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詩人:まろふに
愛してるなんて言ってたのに
今じゃ名前すら思い出せない
あのカフェを教えてくれたんだったけ?
恋してたのは確かに間違いじゃない
くちびる カラダ 夜ごと折り重ねて
だけど肌のわずかな隙間 心がはみ出ていた
あなたのような人は わたし以外の
女じゃとてもつきあいきれないわと
言い残し街角に消えたね
恋してたのは確かに間違いじゃない
今頃は誰かの腕の中 幸せかい?
こうして独りに戻ってみると 無性に誰かが恋しい
恋に落ちればいつでも夢の中で
覚めたらきっと何もかも忘れている
それでも心の痛む唄がある
確かに誰かと歩いていた