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[67117] 想い出は曲がり角の向こうまで

詩人:まろふに

愛してるなんて言ってたのに
今じゃ名前すら思い出せない

あのカフェを教えてくれたんだったけ?

恋してたのは確かに間違いじゃない
くちびる カラダ 夜ごと折り重ねて

だけど肌のわずかな隙間 心がはみ出ていた

あなたのような人は わたし以外の
女じゃとてもつきあいきれないわと

言い残し街角に消えたね

恋してたのは確かに間違いじゃない
今頃は誰かの腕の中 幸せかい?

こうして独りに戻ってみると 無性に誰かが恋しい

恋に落ちればいつでも夢の中で
覚めたらきっと何もかも忘れている

それでも心の痛む唄がある
確かに誰かと歩いていた

2006/02/19 (Sun)
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