詩人:yumi
過去への清算を果たして自分の未来を眺めたときその未来は恐ろしく曇っていて私は目を逸らしたその曇った未来のさらに向こうには貴方がただ未来の地図を手に歩く姿が貴方が私を見つけたとき貴方がその私の古ぼけた未来を見つけたときに貴方はその自分の地図の切れ端に私の名前を刻んでくれるのかな遠くから眺めるだけの私には予想もつかないそして貴方は私の目の前を何事もなかったかのように通り過ぎて行くただの見知らぬ人同士のままで