詩人:快感じゃがー
無い物だって
知ってんだ。
でも、強請るんだ
大人に成りたくない
臆病な兎ちゃん
飼育係の餌を待って
檻の中で思うんだ
いくら馬鹿でも
ここが
退屈なことくらいは、知ってる
そこに傲慢を
隠し持った日から
術後の経過は最悪で。
また明日で
先送りになるんだろか
また明日、で
僕は
なかったことに
してしまうんだろか
いま。ちょっとだけ
光を見せておくれ
信じたいのに
夢は遠くて
ことごとく引き裂かれ
そのたびに
痛みに埋もれるけど
それでも
夜が明けたなら
世界は優しく見えるから
ちょっとだけ
勇気に変わるから。
君の居ない空
悲しみを溶かす...
兎ちゃん
初めての大脱走!
景色の色は君次第