詩人:甘味亭 真朱麻呂
羽を広げ風をまとい翼を高く高く舞い上がりそして雲を突き抜けて空の彼方まで羽ばたいてゆけ
人はいつだって痛むこと傷みを嫌うから人の痛みなんてわかるはずもないが
その痛みをわかろうとするほどの余裕もなく自分のことで自分の痛みでも精一杯なんだからという
だから他人の痛みを自分でいつしかわからなくなる 他人の痛みがわからないから傷つけたって何も思わないしどうとも思わず生きる
どの困難にぶち当たってもその都度その都度に僕はちゃんとその困難に似合った方法で脱出できる逃げられるし 対処できるんだと自慢げに自分のいる知識や位置を他人より上にあげつらう
そんなずる賢くて
愚かなのが人間という生き物で
僕たち人間のだめなところ何だな
思い知ったぜ
思い知ったぜ
思い知ったよ 今さっき僕は思い知ってきたところなんだよ
考えもよらぬ考えもつかぬやり方で世界を飛ぼうと思う
飛んでいきたいな
翼なき鳥にあこがれた胸は何処まで行けるのかも知らないが自分の言葉自分の気持ち自分を信じて突き進んで行こうと僕にいう
正真正銘の夢をかかげて今突き進んでいってるところだいつかつかんでやるんだ
最高にビックな夢を
最高なビックな夢を
終止符を打とう
終止符を打つのさ
もうここらで終わりにするべきだから
終わりにすべきだから
終わりにしよう
終わりにするよ
終わりにしたいよ
もう もう もう
すべて言葉も
精魂も尽きたから
終わりにしたいよ
僕は もう もう
惑わされちゃだめだと思ったから
くどいようなあの歌声はもう二度とは聞きたくないから
惑わされまいと決めたのだからね
羽を閉じ歩くことにしたよまだ少しある残りの道をね
だから終わりにしたんだ 終わりにするんだ もう何もかもいつか必ず訪れてくるような僕らに終わりがきても悲しくないように少しでもその時