詩人:甘味亭 真朱麻呂
決して忘れられたわけじゃないから
あのときのあの頃に感じてきた傷みも鮮明に残ってるし哀しみもまだ胸にあり僕の心はまだその哀しみを落とし切れてないよ ほらこんなに蒼く染まってるよ
蒼く染まってるから…今も少し今もそうはいっても少しは多少は悲しい…悲しいのさ…まだ傷も消えてないから消えてないし だから悲しいのかもしれないからしれないのだからかもしれないからかしれないから…悲しいんだ…多分きっとおそらくは
翼なき鳥は地を歩き今も空に何か見上げながら何か熱い気持ちこみ上げかみしめるそれをふとそして僕は何かを 何かを今想うのさ 想ったと思うのさ 想ったのさ きっと 想ったのさ 何かを 何かは知らないが 何かを確かに想ったのさ
何かは確かに想ったんだ 僕は 想ったのです あの日と同じような晴れたこの一日に突き抜けるような何処までも何処までもとなく真っ青な空をいつまでもずっと時間も気にせず時間の概念にとらわれることなく時間に気を遣わず時間も何も考えず真っ白でただ何も考えない頭で空っぽな気持ちでまっさらなままに見上げながら想ったのさ
僕は あれじゃない今歩いて感じてる別の続きの物語を知りたいがために 知りたくてなんて想って終わりにしたのさ
決着させることに決めたのさ 終わりを決めたんだよ あの日僕は。