詩人:ヒギシ
夜道を走ってくトラックの金具が軋んで微睡みに侵入した自分の鼓動だけで良いと指に髪を絡ませてね耳を塞いでしまいたいそんな気分 持て余してうるさいうるさいとゴネる高く積み上げられた石がゆらゆら揺らいでんだ