詩人:快感じゃがー
月の懐う処 迷い込んで
遥か先へと投げられた... "甘酸"
「もう、よろしくてよ。」
泣き腫らす眼も麗しくて
どれかなんて 君は
選べないんだ きっと
考えてもみてよ? 新月は怠惰
「心情を察してよ。」
端から 隙間なく撫でる風
待ち人逸して... "煮え切らない奴"
過去は未来を想い、泣く
慣れ親しんだ日は ずっと遠くて
現実の夢の あの耽美と羞恥...。
「いつまでも、鋭さに酔ってないで!」
どうやらもう こんな季節だから
孤独だと認め 今は再生に懸けたい
「喜んでほしいの。」
"対極を知る前に 全てを語る
切符を得られるのなら"
「謙遜が似合うよ。」
"ケロイドの傷"
過去は未来を憂い、泣く
愛が如何とか 定義だの云々...
カタいこと抜きにしたって、ね
これは覆せない
ただの ありのままの真実
そしてやっぱり あなたは
酷く怠惰なんだ
何故なの 今もまだ 疼く それ