詩人:凜一
きみと出会い
ぼくは旅に出た
本当の優しさを探しに
きみを守る強さを探しに
手荷物は
きみがくれたもの
きみのやさしさ
きみの強さ
それだけで
ぼくはどこまでもゆける
きみが笑うとき
いっしょに笑える優しさを
きみが泣くとき
抱きしめられる強さを
きみに触れるとき
ぼくの想いすべて
伝えられるように
旅する道のりは
まるで宇宙のよう
それでも歩ける力を
きみがくれたから
たとえ今まで掴みとってきたすべてを失っても
たとえこの手に何も残らなくとも
ぼくはきみという宇宙を
どこまでも歩いていく
2005/09/08 (Thu)