詩人:望月 ゆき
悲しい時に悲しい、とさみしい時にさみしい、とたったそれだけのことが無理難題となりぼくらの額やぼくらのひざ小僧に重くのしかかるその気もないのに笑ったりすることのむなしさよそんなとき悲しみ顔のワッペンやさみし顔のワッペンがとても役にたつ歯ぐき見せてバカ笑いなんてしながら堂々と胸に ワッペン貼って歩こうほんとは気がついてもらいたいあなたへ「ほんとのきもちワッペン」特許申請中。