詩人:どるとる
満ちては欠ける月の様は人と似て
押しては引く波は人の気持ちと同じ
月は満ちていく
僕の気持ちも満たされる
君が僕の気持ちを満たしたから その結果として
満月は昨日は三日月だったけれど
装いも新たにもしかしたら明日は星形かも
なんてジョーダンもかろやかに心を滑り落ちていく
されど笑顔は起こる
満月の夜
つまりは月夜
僕はそんな夜に君と夜更かしして見に行った あの丘、車で
永久の夢だったんだ
幼い時からの夢だった
今夜、月は満ちている
そして僕の心も右に同じで満ちている
ひとえに君のおかげだ
ありがとう
そんなきれいな言葉がふたりをあたたかく包む少し肌寒い夜に見上げた夜空に光る満月
ずっと忘れない
今もこの胸でまあるく光り輝いてるよ
少しもその輝きをなくすことなく
それどころかなお輝きを増して光り輝いてるのさ心の中に広がる記憶がつくりたもうた夜空に。