詩人:カナリア
あたし達終わってる単調な“オママゴト”に何処にもイケなくなったあたしはただ彼の部屋の天井見つめてその景色に出たり入ったりする彼をぼんやり感じた果てた彼の重みで圧迫された胃からさっき食べたチョコレートケーキを吐き出さないようにするのが精一杯であたし達終わってるその言葉も同時に胃の中に押し込んでまた繰り返す単調な“オママゴト”きっとあたしはまた何処へもイケない