詩人:どるとる
一般人の幸せなんて辞書にも載らないくらいありふれてていい大切な誰かがいて大切な家があってそれなりに飯も食えれば それで幸せ何を望むわけでも何を欲するわけでもない日々はただ順調に過ぎるそして一般人の夜は今日も地味に明るくかすかな灯火たたえた部屋で 微笑むふたりの瞳に揺らめく月明かり口のさみしさまぎらす安いお酒とつまみそれだけで幸せ反論も異論も無いさ平和的光景がなんのためらいもなくここにある幸せという景色。