詩人:甘味亭 真朱麻呂
いつ思い出しても懐かしくいつまでも美しいままよみがえる様な人の心に流れ続ける。思い出とはそんなものを言いそしてそんなうたには途切れなどあり得なくて終わりがない。ただそうであってほしいと願うだけの僕らが勝手に頭の中作り出した作り物の形のない想像かもしれないけど
そして人は限りある命を持ちそれぞれがそれぞれの好きなように生き責任(おもり)を背負い拭えなくなるくらいたくさんの悲しみを抱き長い人生人によれば短いかもしれない人生という旅路(みち)を何か追いかけ追い求め歩き続けるそう誰もが長い年月の間に時は過ぎ去り歳をとりいつしか歩いてる途中で胸に抱いた思い出が色あせても
いつまでも変わらないその鮮やかなそれぞれが想う懐かしい思い出の色で過ぎ去った過去や遠い記憶までもが心を美しく振り返る誰しもの心を染めあげるでしょう
君の心も振り返ったのならばそれは同じなんでしょうね
心はたちまち鮮やかで美しい色で染まり懐かしく切ない場面蘇り瞳を通した映写機が映し出す心のスクリーンにそれらは映し出されるのです
心のままに美しく変わらない昨日が昨日からその先の過去がまた映し出されるのです
変わってもなくまして消えてなんかほらいないでしょうと言ってるように確かな証を僕らにみせるみたいにね