詩人:沁漉
風に流された想いは二度と届かないの??
君には気付かれないようにしていた愛する気持ち…。
街角で君に会い
なぜか心が痛くて…。
この気持ちを告げたいのに君は僕が愛するほど、何処か遠くへ行ってしまう。
君の手を握ったら君はうつむいたまま
照れくさように笑った…。
そんな仕草が大好きだった。
けれど今は鳴らない電話を見つめていたかった。
ただ涙を流して君の声が聞きたかった。
泣いて泣いて泣き止んだら笑顔のままでいて?
じゃないと僕の不安がつのるばかりだから…。
君はいつも自分の事より
僕の事を考えて泣いてくれたね。
五年後の月日が立ち君は今誰と笑っているの?
懐かしい君の香り…今でも部屋の鍵はかけずに君の帰りをまってます。