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詩人:甘味亭 真朱麻呂
いびつな作り物の体をくねらせ踊る姿
君にもう視線向けられればたちまち男はメロメロさ
しゃれたバー風のパブのドアをくぐる
グラスを持ったまま表情もなく固まるマスターをのぞいては客は1人もいないかと思われたが一番奥の席にきれいなご婦人の背中が見えたウィスキー頼むよ
と言ってもねただ自分で棚からとるだけ
ヤバい、溢れ出したいけないモザイクを必要とする紫色の想像が僕の股下を通り抜けてく
なんか変な感じモザイクをかけなきゃね
そうだろ?ね?ね?ね?姉ちゃん
いつもはこんなに
きたねえ部屋の中
そうふらちな想像
巡らせてばかりで
与えられたおもちゃや有り余るほどの金で埋め尽くされた部屋
友達なんて今までこの方1人もできやしなかった
金では友達は買えない買える代物じゃなく金で買えないものがあると初めて知ったのもあの時あの位の歳の頃でしたね
なぜかは知らないがとてもくだらないことをなぜか大人の間違った知識のようなものを知りたがる
そんな年頃でもあった気がします 思い出せば思い当たる節は数限りないほどあるのさ ラララ…