詩人:未知
悪夢の中でまだ動けずにいるのなら
甘いアイスで夢に飛べばいい
「きみ次第で何処へだっていけるのに...」
ありふれた言葉だけど真実だわ
まちがい探しに明け暮れて
ここにあるものにも気づかないままで。
吹き荒れる風に手を当ててみた
誰かは泣いて誰かは笑っていた
ねぇ本当は本当のことなんて
どうでもいいはずで
本当はホントは....
貴女が生きていさえすれば
それだけだっていいはず
十分すぎるほどの幻想の欠片
胸に抱いて敷き詰めているの
空を覆うほどに強大な
この現実に立ち向かうためよ
ぜんぶ糧にしたならもっと満たしたい
あの日届けそびれた愛はまだ
ちゃんと握りしめているから
たち込める霧の中に夢うつつ...
まやかしのように浮かぶ道標も
嘘でも今は信じていさせてよ
貴女が生きていさえいれば
それだけで私は構わないんだよ