詩人:甘味亭 真朱麻呂
君と手を繋ぐ
やり場のない悲しみ
切なさと一緒に夕日の彼方へ
君との思い出は数え切れないほどで
涙したり笑ったり
本当にいろんなことがありました
それがすべて幻ならば
こんなに泣けるはずなどない
だから僕は君を愛してる
根拠などなくても愛してる 愛してる
夕暮れが空を真っ赤に染めて
僕ら二人を迎え入れる
赤い風船みたいに
頬を赤くした君と僕
恋する二人はゆっくりと混ざり合うように愛という時間を紡いでいく
ほら探していたものが君だと気づく
夕暮れを背にして抱きしめたい 抱きしめたい
力強くそしてやさしく。